ながらみ書房出版賞(ながらみしょぼうしゅっぱんしょう)は、その年にながらみ書房より刊行された歌集・歌書を対象とする文学賞。受賞者には賞状と副賞20万円が授与される。毎年の通例として、同社刊行の短歌総合誌『短歌往来』6月号にて、前川佐美雄賞と同時発表される。
選考委員は、2022年まで佐佐木幸綱・三枝昂之・佐々木幹郎・加藤治郎・俵万智の各氏が務めてきた。2023年は委員の交代により、井坂洋子(詩人)・島田修三・本田一弘・松村由利子の4名で第31回の選考を行った。
なおコロナ禍の影響で、第28回(2020年)の選考は電話会議、第29回(2021年)以降はZoomによるリモート会議にて選考が行われた。