中原中也賞(なかはらちゅうやしょう)には、
1939年から中垣竹之助の出資で3回行われたもの。受賞者には立原道造、高森文夫、杉山平一、平岡潤がいる。(中原中也#中原中也賞参照)
1996年から行われているもの
の2つがある。ここでは2について説明する。
現行の中原中也賞は、山口市と中原中也賞運営委員会が主催し、青土社とKADOKAWA(社内ブランド・角川書店)が後援する現代詩を対象とした文学賞である。受賞者には、正賞として高田博厚が制作した中原中也の首のブロンズ像(第11回より。第10回までは受賞作の英訳本出版)及び副賞として100万円が授与される。候補作は、著者本人の公募作品及び出版社・報道機関等の推薦作品から選ばれる。私家版の作品が受賞することもある。