大佛次郎賞

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大佛次郎賞（おさらぎじろうしょう）は、朝日新聞社主催の文学賞である。『鞍馬天狗』、『赤穂浪士』、『パリ燃ゆ』、『天皇の世紀』などの小説・ノンフィクション・歴史書で知られる大佛次郎の幅広い業績を記念し、没年の1973年に「作品集」を出版していた朝日新聞社が創設。

受賞作一覧

2023年

第50回

平山周吉「小津安二郎」

2022年

第49回

星野博美「世界は五反田から始まった」

2021年

第48回

堀川惠子「暁の宇品　陸軍船舶司令官たちのヒロシマ」

2020年

第47回

内海健「金閣を焼かなければならぬ　林養賢と三島由紀夫」

2019年

第46回

黒川創「鶴見俊輔伝」

2018年

第45回

角幡唯介「極夜行」

2017年

第44回

髙村薫「土の記」

2016年

第43回

浅田次郎「帰郷」

2015年

第42回

金時鐘「朝鮮と日本に生きる――済州島から猪飼野へ」

2014年

第41回

長谷川郁夫「吉田健一」

2013年

第40回

乙川優三郎「脊梁山脈」

2012年

第39回

水村美苗「母の遺産――新聞小説」

2011年

第38回

司修「本の魔法」

2010年

第37回

渡辺京二「黒船前夜―ロシア・アイヌ・日本の三国志」

2009年

第36回

石川九楊「近代書史」

2008年

第35回

飯嶋和一「出星前夜」

2007年

第34回

最相葉月「星新一　一〇〇一話をつくった人」
吉田修一「悪人」

2006年

第33回

2005年

第32回

富岡多惠子「西鶴の感情」
リービ英雄「千々にくだけて」

2004年

第31回

2003年

第30回

山本義隆「磁力と重力の発見」

2002年

第29回

2001年

第28回

2000年

第27回

安岡章太郎「鏡川」

1999年

第26回

高井有一「高らかな挽歌」
丸谷才一「新々百人一首」

1998年

第25回

北杜夫「青年茂吉」「壮年茂吉」「茂吉彷徨」「茂吉晩年」

1997年

第24回

1996年

第23回

杉本秀太郎「平家物語」
山口昌男「『敗者』の精神史」

1995年

第22回

小田久郎「戦後詩壇私史」
中薗英助「鳥居龍蔵伝」

1994年

第21回

吉村昭「天狗争乱」
亀井俊介「アメリカン・ヒーローの系譜」

1993年

第20回

中村隆英「昭和史　1・2」
多田富雄「免疫の意味論」

1992年

第19回

小西甚一「日本文芸史」
厳安生「日本留学精神史」

1991年

第18回

大笹吉雄「花顔の人　花柳章太郎」

1990年

第17回

1989年

第16回

西村三郎「リンネとその使徒たち」
原田正純「水俣が映す世界」

1988年

第15回

1987年

第14回

山田晶「アウグスティヌス講話」

1986年

第13回

1985年

第12回

大江志乃夫「凧の時」
三浦哲郎「白夜を旅する人々」

1984年

第11回

金石範「火山島」
芳賀徹「絵画の領分　近代日本比較文化史研究」

1983年

第10回

大江健三郎「新しい人よ眼ざめよ」
志村ふくみ「一色一生」

1982年

第9回

鶴見俊輔「戦時期日本の精神史」
河合隼雄「昔話と日本人の心」

1981年

第8回

内田義彦「作品としての社会科学」
阿部謹也「中世の窓から」

1980年

第7回

朝永振一郎「物理学とは何だろうか」
加藤周一「日本文学史序説」

1979年

第6回

1978年

第5回

高田宏「言葉の海へ」
近藤信行「小鳥鳥水」

1977年

第4回

堀田善衛「ゴヤ」
丸山眞男「戦中と戦後の間」

1976年

第3回

1975年

第2回

山川菊栄「覚書　幕末の水戸藩」
吉田秀和「吉田秀和全集」

1974年

第1回

梅原猛「水底の歌　柿本人麿論」
中野好夫「蘆花徳冨健次郎」