大藪春彦賞

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大藪春彦賞（おおやぶはるひこしょう）は、大藪春彦賞選考委員会が主催し、徳間書店が後援する大藪春彦を記念した文学賞。ハードボイルド小説・冒険小説に分類される小説に与えられる。賞金は300万円。略称は大藪賞。本賞が第20回を迎えるのを記念し、大藪春彦新人賞が創設される。

受賞作一覧

2024年

第26回

松下隆一「俠」
太田愛「未明の砦」

2023年

第25回

安壇美緒「ラブカは静かに弓を持つ」
赤神諒「はぐれ鴉」

2022年

第24回

辻堂ゆめ「トリカゴ」
武内涼「阿修羅草紙」

2021年

第23回

坂上泉「インビジブル」

2020年

第22回

赤松利市「犬」

2019年

第21回

葉真中顕「凍てつく太陽」
河崎秋子「肉弾」

2018年

第20回

佐藤究「Ank: a mirroring ape」
呉勝浩「白い衝動」

2017年

第19回

長浦京「リボルバー・リリー」

2016年

第18回

須賀しのぶ「革命前夜」

2015年

第17回

月村了衛「コルトM1851残月」
青山文平「鬼はもとより」

2014年

第16回

西村健「ヤマの疾風」
梓崎優「リバーサイド・チルドレン」

2013年

第15回

柚月裕子「検事の本懐」

2012年

第14回

沼田まほかる「ユリゴコロ」

2011年

第13回

平山夢明「ダイナー」

2010年

第12回

道尾秀介「龍神の雨」
樋口明雄「約束の地」

2009年

第11回

東山彰良「路傍」

2008年

第10回

福澤徹三「すじぼり」
近藤史恵「サクリファイス」

2007年

第9回

柴田哲孝「TENGU」
北重人「蒼火」

2006年

第8回

ヒキタクニオ「遠くて浅い海」

2005年

第7回

雫井脩介「犯人に告ぐ」

2004年

第6回

笹本稜平「太平洋の薔薇」
垣根涼介「ワイルド・ソウル」

2003年

第5回

打海文三「ハルビン・カフェ」

2002年

第4回

奥田英朗「邪魔」

2001年

第3回

五條瑛「スリー・アゲーツ」

2000年

第2回

福井晴敏「亡国のイージス」

1999年

第1回

馳星周「漂流街」