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女流文学賞
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女流文学賞(じょりゅうぶんがくしょう)は、中央公論社が、女流文学者会主催の女流文学者賞を引継いで創設した文学賞。「女流」という名称に対して批判があり、女性作家の進出が著しい中で女性の作品だけを顕彰するあり方について再検討された。中央公論社の経営不振により2000年をもって終了し、2001年より婦人公論文芸賞となった。毎年6月に発表。
受賞作一覧
2000
年
第39回
川上弘美
「
溺レる
」
1999
年
第38回
原田康子
「
蝋涙
」
1998
年
第37回
米谷ふみ子
「
ファミリー・ビジネス
」
1997
年
第36回
北原亞以子
「
江戸風狂伝
」
1996
年
第35回
田中澄江
「
夫の始末
」
1995
年
第34回
高樹のぶ子
「
水脈
」
1994
年
第33回
松浦理英子
「
親指Pの修行時代
」
1993
年
第32回
安西篤子
「
黒島
」
1992
年
第31回
岩橋邦枝
「
浮橋
」
稲葉真弓
「
エンドレス・ワルツ
」
1991
年
第30回
山田詠美
「
トラッシュ
」
須賀敦子
「
ミラノ 霧の風景
」
1990
年
第29回
津村節子
「
流星雨
」
村田喜代子
「
白い山
」
1989
年
第28回
吉行理恵
「
黄色い猫
」
1988
年
第27回
金井美恵子
「
タマや
」
塩野七生
「
わが友マキアヴェッリ
」
1986
年
第26回
田辺聖子
「
花衣ぬぐやまつわる……
」
1985
年
第25回
杉本苑子
「
穢土荘厳
」
1984
年
第24回
山本道子
「
ひとの樹
」
1983
年
第23回
吉田知子
「
満州は知らない
」
1982
年
第22回
林京子
「
上海
」
1981
年
第21回
永井路子
「
氷輪
」
1980
年
第20回
広津桃子
「
石蕗の花
」
1979
年
第19回
受賞辞退
曽野綾子
「
神の汚れた手
」
1978
年
第18回
中里恒子
「
誰袖草
」
佐藤愛子
「
幸福の絵
」
1977
年
第17回
津島佑子
「
寵児
」
竹西寛子
「
管絃祭
」
1976
年
第16回
高橋たか子
「
ロンリー・ウーマン
」
宮尾登美子
「
寒椿
」
1975
年
第15回
萩原葉子
「
蕁麻の家
」
1974
年
第14回
大庭みな子
「
がらくた博物館
」
1973
年
第13回
富岡多惠子
「
冥土の家族
」
1972
年
第12回
幸田文
「
闘
」
1971
年
第11回
芝木好子
「
青磁砧
」
1970
年
第10回
宇野千代
「
幸福
」
1969
年
第9回
大谷藤子
「
再会
」
大原富枝
「
於雪 土佐一条家の崩壊
」
1968
年
第8回
阿部光子
「
遅い目覚めながらも
」
1967
年
第7回
平林たい子
「
秘密
」
1966
年
第6回
有吉佐和子
「
華岡青洲の妻
」
河野多惠子
「
最後の時
」
1965
年
第5回
円地文子
「
なまみこ物語
」
1963
年
第3回
野上弥生子
「
秀吉と利休
」
1962
年
第2回
瀬戸内寂聴
「
夏の終わり
」
佐多稲子
「
女の宿
」
1961
年
第1回
網野菊
「
さくらの花
」
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