島清恋愛文学賞(しませれんあいぶんがくしょう)は、金沢学院大学が主催・運営する、恋愛小説を対象とした日本の文学賞。
1994年、石川県美川町が町村合併40周年を記念して、同町出身の作家島田清次郎にちなんで創設。2005年の市町村合併により白山市主催となった。2011年を最後に廃止されたが、推薦委員が独自に存続させる意向を示し、地元の文芸者を中心に設立された民間団体「日本恋愛文学振興会」に運営を移行するかたちで2013年より再開。しかし継続が困難になったことから、2014年からは北陸地方で唯一文学部を有する金沢学院大学が運営を継承した。2024年現在の選考委員は小池真理子、村山由佳、秋山稔(金沢学院大学長・泉鏡花記念館長)の3人。受賞者には正賞として賞状、副賞として50万円が贈られる(白山市主催時代は、正賞にブロンズ像、副賞として100万円が贈られていた)。
同時開催で、市内に居住または通学する小・中・高校生を対象とした「島清ジュニア文芸賞」もある。(2012年度からは白山市主催の「白山市ジュニア文芸賞・島清部門」。)