現代短歌評論賞
現代短歌評論賞(げんだいたんかひょうろんしょう)は、かつて存在した短歌評論の公募賞。短歌研究社の発行する月刊短歌総合誌「短歌研究」が毎年テーマを決めて公募する未発表評論の中から選ばれる。短歌界唯一の評論のみを対象とする公募賞であり、毎年論客を輩出した。
例年の締め切りは7月1日、受賞作および選考結果は「短歌研究」誌の10月号に掲載され、授賞式は9月下旬に、同じく短歌研究社が主催する「短歌研究賞」「短歌研究新人賞」と一緒に行われた。
第1回は1954年だが第4回までで一旦中止され、1983年に再開。2024年までの全42回で終了した。2025年度以後は、基本理念を引き継ぎつつ応募規定を一新した短歌研究評論賞に役割が引き継がれた。