ウォルター・ジョン・ウィリアムズ(Walter Jon Williams、1953年10月15日 - )は、アメリカ合衆国ミネソタ州出身のSF作家。
ロジャー・ゼラズニイの『地獄のハイウェイ』へのオマージュでもある『ハードワイヤード』や『必殺の冥路』はサイバーパンク小説である。しかしウィリアムズはサイバーパンクだけでなく、笑劇(銀河快盗伝シリーズ)、ポストサイバーパンク風スペースオペラ (Aristoi)、ミリタリーSF(Dread Empire's Fall シリーズ)、歴史改変SF ("Wall, Stone, Craft")、サイエンス・ファンタジー (Metropolitan, City on Fire)、災害スリラー (The Rift)、スター・ウォーズ小説版(ニュージェダイオーダーシリーズの『運命の道』)、歴史冒険小説、警察小説 (Days of Atonement) など様々なジャンルを手がけており、その多くはSFの文脈上にある。また、シェアード・ワールドSFのワイルドカードシリーズの作品もある。
ミネソタ州ダルースで生まれ、ニューメキシコ大学に入学し1975年に卒業。現在はニューメキシコ州ヴァレンシア郡(アルバカーキの南)に住んでいる。
ジョージ・R・R・マーティンらと共にロールプレイングゲームをやっていて、ロールプレイングゲームのノベライズやルールブックの執筆もしたことがある(「サイバーパンク2.0.2.0.」など)。