ロバート・B・パーカー
ロバート・ブラウン・パーカー(Robert Brown Parker, 1932年9月17日 - 2010年1月18日)は、アメリカ合衆国マサチューセッツ州出身の小説家。
1973年、私立探偵スペンサーを主人公としたハードボイルド小説『ゴッドウルフの行方』(The Godwulf Manuscript)で小説家デビューした。以後、スペンサー・シリーズを中心に、ジェッシィ・ストーン・シリーズ、サニー・ランドル・シリーズなどを発表した。
スペンサーシリーズ第4作目の『約束の地』(Promised Land, 1976年)で1977年エドガー賞 長編賞を受賞した。2002年、同クラブが授与する巨匠賞を受賞した。
2010年1月18日、マサチューセッツ州ケンブリッジで心臓発作を起こし、急死した。
日本では、第7作『初秋』(Early Autumn, 1982年翻訳刊行)で数多くのファンを獲得したと言われている。村上春樹もパーカーの愛読者であり、そのエッセイの中で「日大卒の秘書にパーカーの新作を朗読してもらうのが夢」と記している。
スペンサー・シリーズの日本語訳は長らく菊池光が単独で手がけていたが、菊池の没後、加賀山卓朗が引き継いだ。
受賞作一覧
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