『エルム街の悪夢』(エルムがいのあくむ、A Nightmare on Elm Street)は、1984年のアメリカの超自然的スラッシャー映画。ウェス・クレイヴンが監督・脚本、ロバート・シェイが製作を務めた。出演は、ヘザー・ランゲンカンプ、ジョン・サクソン、ロニー・ブレイクリー、フレディ・クルーガー役のロバート・イングランド、そして映画デビューのジョニー・デップ。
1984年11月9日に米国で公開され、110万ドルの推定製作費に対して全世界で5700万ドルの興行収入を記録した。『エルム街の悪夢』は絶賛され、史上最高のホラー映画のひとつと考えられており、6つの続編、テレビシリーズ、「13日の金曜日」とのクロスオーバー、その他さまざまな商品からなるフランチャイズを生み出した。2010年には同名のリメイク版が公開された。『スタントマン殺人事件』『ポリエステル』や『ジャンク・イン・ザ・ダーク』を除けば、それまで映画の配給を主に行っていたニュー・ライン・シネマが初めて製作した作品のひとつであり、2008年までに同社を成功した映画スタジオへと導いた。