カサブランカ(Casablanca、アラビア語: الدار البيضاء; ad-dār al-bayḍāʼ)は、モロッコ王国最大の都市。「カサブランカ」はスペイン語で「白い家」という意味があり、アラビア語名のダール・アル=バイダーも同じ意味である。モロッコの商業・金融の中心地で、2019年に発表されたグローバル都市指標では世界第94位、2022年に発表された世界金融センター指数では世界第54位の都市と評価されるなど、アフリカ有数の世界都市でもある。港湾も経済を支える重要な要素で、リン鉱石が最大の輸出品。漁業・魚缶詰も盛んである。