受賞作ドットジェイピー

スーパーマリオギャラクシー

受賞一覧

2008

第12回日本ゲーム大賞

Wikipedia情報

『スーパーマリオギャラクシー』(Super Mario Galaxy)は、任天堂が開発し、2007年11月1日に発売されたWii用3Dアクションゲーム。 本作は3Dマリオシリーズの第3作目である。プレイヤーはマリオとして、クッパからピーチ姫と宇宙を救うために、120個の「パワースター」を集める旅に出る。広大な宇宙を舞台とする本作において、ステージは複数の小さな星からなる多様な「ギャラクシー」で構成されており、ステージによって大きく変化する重力がゲームプレイの重要な要素となる。各ステージでは、特定の地点に到達してパワースターを入手し、シナリオを完了させて冒険を進める。マリオでパワースターを120個集めた後は、ルイージでもプレイ可能となり、より高い難易度を体験できる。マリオの操作はWiiリモコンとヌンチャクを用いて行う。特定のステージでは、モーションセンサーが搭載されたWiiリモコンの機能を使用する。 本作の開発は、主に任天堂東京制作部が担当した。2004年後半に東京制作部の初作品となった『ドンキーコングジャングルビート』が発売された。その後、任天堂の宮本茂が東京制作部で大規模なゲームを制作することを提案し、これがきっかけとなり、本作の開発が開始された。本作のコンセプトである球状地形のシステムは、2000年に任天堂スペースワールドで公開されたゲームキューブの技術デモである『スーパーマリオ128』が基となっている。本作はあらゆる年齢層の興味を引くゲームとして意図されており、また宇宙という設定を活かしてシリーズの他作品より自由なデザインがなされている。本作のディレクターは小泉歓晃が担当した。また、サウンドトラックは横田真人と近藤浩治が作曲し、マリオシリーズ初となるオーケストラが採用された。 本作は、グラフィック、重力の概念、ステージデザイン、サウンドトラック、シナリオ、ストーリーの点で高い評価を得た。レビュー収集サイトのGameRankingsが2019年に閉鎖された時点で、史上最高の評価を受けたゲームでもあった。大手のゲーム関連出版物から「ゲーム・オブ・ザ・イヤー」などを受賞し、英国アカデミー賞ゲーム部門ベストゲーム賞を受賞した最初の任天堂のゲームともなった。また、2022年9月時点で9番目に売れたWiiゲームであり、全世界で1280万本を売り上げた。2011年にNintendo Selectsタイトルとして、2015年にWii Uのニンテンドーeショップでダウンロードソフトとして発売された。また、2018年には中国のNvidia Shieldでも発売された。2020年にはNintendo Switchで発売された『スーパーマリオ 3Dコレクション』の一部として収録された。 2010年に本作の続編である『スーパーマリオギャラクシー2』がWiiで発売された。