『七王国の玉座』(しちおうこくのぎょくざ、A Game of Thrones)は、ジョージ・R・R・マーティン著のファンタジー小説シリーズである『氷と炎の歌』の第1部である。1997年のローカス賞 ファンタジイ長篇部門を受賞している。
本シリーズの第1部(本作)から第3部には岡部宏之による旧版と、酒井昭伸による新訳語を用いた改訂新版が併存し、両版の間では多くの語彙の日本語訳が変更されているため、以下においては新訳語を用い、記事中、初出の語彙には括弧内に旧訳語を示す。
この作品では、多くの登場人物の視点から多くの物語の筋が示され、ウェスタロスの諸名家、〈壁〉、そしてターガリエン家の物語が始まる。
この作品に基づいて多くのスピンオフ作品が生み出されている。カードゲーム、ボードゲーム、ロールプレイングゲームなどである。また2011年にHBOで放送が始まり、日本でも2013年1月から放送されたテレビシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』の第一シーズンの原作となっている。