『千夜一夜物語』(せんやいちやものがたり、ペルシャ語: هزار و یک شب, Hezār-o yek šab, 千一夜、アラビア語: ألف ليلة وليلة, Alf Laylah wa Laylah, 千一夜)は、イスラム世界の説話集。ペルシャの王に、毎夜、妻が物語を語る形式を採る。枠物語の手法で描かれた代表的な物語の一つとしても知られる。1704年にフランスで「千一夜」(フランス語: Les Mille et Une Nuits)として出版され、2年後、1706年にイングランドで英語版「アラビアンナイト・エンターテイメント」(英語: The Arabian Nights' Entertainment)が出版されたことで世界的に知られるようになった。日本では、千夜一夜物語、アラビアンナイト、千一夜物語(せんいちやものがたり)の名称で知られている。