『本陣殺人事件』(ほんじんさつじんじけん)は、横溝正史の長編推理小説で、「金田一耕助シリーズ」の第1作である。1946年(昭和21年)4月から同年12月まで『宝石』誌上に連載された。降り積もった雪で囲まれた日本家屋での密室殺人を描く。雑誌連載時の挿絵は松野一夫による。
横溝は本作で1948年第1回探偵作家クラブ賞を受賞した。
2023年にアメリカの『タイム』誌が選ぶ「史上最高のミステリー&スリラー本」オールタイム・ベスト100(The 100 best mystery & thriller books of all time)に、『The Honjin Murders』のタイトルで選出されている。
2014年3月時点で映画2本、テレビドラマ3作品が制作されている。