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東京ノート

トラベラーズノートと歩く東京のかわいい街さんぽ画像

受賞一覧

1995

第39回岸田國士戯曲賞

Wikipedia情報

『東京ノート』(とうきょうのーと)は、平田オリザの代表的な戯曲。1994年に平田自身の演出によりこまばアゴラ劇場にて初演された。翌年に第39回岸田國士戯曲賞を受賞し、『S高原から』とともに第一戯曲集に収録された。 舞台は2004年、つまり発表当時では近未来であった東京のある美術館。ヨーロッパでは戦争が起こっており、戦火を逃れるためにフェルメールの貴重な絵画が疎開しにきているという設定になっている。この美術館ロビーに並ぶ長椅子に休憩しにくる学生や学芸員、絵の寄贈者や兄弟家族といったさまざまな人物模様が、ときに同時進行する淡々とした会話によって描かれていく。のちに改稿されながら1997年、2007年に再演されている。