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(「水晶玉」に転送)
水晶玉(すいしょうだま)とは、水晶を球状に加工した物のこと。一般的に色の付いた水晶ではなく、無色透明な水晶が材料として選ばれる。定義の上では球状に加工した水晶であれば水晶玉と言えるのでその大きさは問われないが、一般的に人間にとって扱いやすい大きさであることが求められる。水晶球(すいしょうきゅう)ともいう。
以上のような特徴を持った水晶玉は古くから作られてきたと言われているものの、いつ頃から作られだしたのかは定かではない。ただし、2000年前の奈具岡遺跡(京都府京丹後市)が水晶をはじめとする貴石を数珠状にする細工工房であったことから、水晶を球形に加工する技術は、少なくとも弥生時代中期にさかのぼるものと考えられる。文字資料では、『正倉院文書』出雲国計会帳・天平6年(734年)8月19日に、「水精玉」とある他、『栄花物語』(11世紀)に、「水精の玉」の記述が見られる(コトバンク)。なお、ガラスなどを材料に作った模造品も存在する。