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父子鷹

勝小吉と勝海舟画像
勝小吉と勝海舟
(ISBN: 9784634548664)
¥880
在庫あり
山川出版社(千代田区)
大口勇次郎

受賞一覧

1962

第10回菊池寛賞

Wikipedia情報

『父子鷹』(おやこだか)は、子母澤寛の小説。1955年5月から1956年8月まで『読売新聞』夕刊に連載された。勝海舟(麟太郎)の父で型破りな無頼漢として知られた勝小吉の不遇にめげず、自身の信念を貫きながら生きる姿を中心として、江戸時代後期の旗本や市井の人々の生活を描く。この小説の中で小吉は、酒・女は苦手で博打もやらないが、庶民に人気があり、喧嘩剣法が強く、正義感が強く貧しい「江戸っ子が惚れぼれするお侍」として描かれている。 また、この作品に由来して、ともに優れた能力を持つ父と子のことを「父子鷹」もしくは「親子鷹」と言う。