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落穂ひろい

落穂ひろい 上・下画像
落穂ひろい 上・下
(ISBN: 9784834030198)
¥18,700
在庫あり
株式会社 福音館書店
瀬田貞二

受賞一覧

1983

第23回日本児童文学者協会賞

Wikipedia情報

(「落穂拾い」に転送)

落穂拾い(おちぼひろい)は、穀物の収穫後に、または収穫に加えるために、田畑に散らばる穂を拾い集めること。 旧約聖書「レビ記」19章9節から10節に定められた律法に、「穀物を収穫するときは、畑の隅まで刈り尽くしてはならない。収穫後の落ち穂を拾い集めてはならない。…これらは貧しい者や寄留者のために残しておかねばならない。」とある。また「レビ記」23章22節には「畑から穀物を刈り取るときは、その畑の隅まで刈り尽くしてはならない。収穫後の落ち穂を拾い集めてはならない。貧しい者や寄留者のために残しておきなさい。」、「申命記」24章19節には「畑で穀物を刈り入れるとき、一束畑に忘れても、取りに戻ってはならない。それは寄留者、孤児、寡婦のものとしなさい。」とある。これは近代の農村社会でも貧者の権利として一部に残っていた慣習である。 「ルツ記」では、未亡人となったルツが義母のナオミを養うために、裕福な遠縁の親戚ボアズの畑で落穂拾いをする。ボアズは姑につくすルツに好意をもっていた。この姑ナオミのおかげで、ルツとボアズは結ばれ、ダヴィデの祖先となる。 ジャン=フランソワ・ミレーの絵画『落穂拾い』のテーマでもあり、農村の貧しき人々を描いただけの作品ではない。