『12モンキーズ』(トゥエルブ・モンキーズ Twelve Monkeys)は、1995年公開のアメリカ合衆国のSF映画。監督:テリー・ギリアム。主演:ブルース・ウィリス。「時間と記憶」をテーマにした大作で、全世界へウイルスが拡散して人類が滅亡寸前になった原因を探るために時間旅行を繰り返す男の冒険と意識の混乱が描かれる。2015年から2018年にかけてテレビドラマ版が制作された。
フランスの映像作家クリス・マルケルの短編映画『ラ・ジュテ』にインスパイアされて作られた映画である。ただし、監督のテリー・ギリアムはインタビューで「試写会で本作と同時上映されるまで、『ラ・ジュテ』を観たことがなかった」と述べている。その上で『ラ・ジュテ』には好意的な感想を述べている。
北米版レーザーディスクの特典のため、本作のメイキングフィルム『The Hamster Factor and Other Tales of Twelve Monkeys』がキース・フルトンとルイス・ペペの共同監督によって製作されている。